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だらだらと色々書いていこうと。ブログです

心象風景

今週のお題「好きな街」
いつも思い浮かぶ心象風景は、「新世紀エヴァンゲリオン」の第三新東京市のような数々の屹立するビルの群れを山や湖や森などの自然が囲む人口物と自然との調和された景色。
 街に入ると電柱が規則正しく建ち、目で送電線を追っていくと遠くに大きな鉄塔が見える。道路はアスファルトで舗装され、所々に煙草の吸いがら、鳥のフンの残り滓があり、枯葉が風に舞う。
 住宅は木造の古い建物と新築の現代風にデザインされた建物と高層マンションが道路にそって―学校で子供が整列するように高さや間隔などがちぐはぐではある―並んでいる。
 大きなショッピングモールが駅の近くにあり、施設には様々なテナントがある。外には遊具が並ぶ小さなスペースや車が展示されたいたり、偶に来るアーティストのコンサートスペースもある。内部は中抜きになっており、より建物が広く感じられるようになっている。様々な飲食店があり、匂いも場所によって、アイスや生クリームの甘い匂いやソースの匂いなどに蔽われている。
 街の中央には川が流れており、郊外のほうに向かっていくと大きな橋があり、橋の上に行くと、自然の中に囲まれたビルの群れと遠くにそびえる山々がそびえている。
 空想の私はその景色を缶コーヒーを飲みながら、コンクリートの橋の側面によりかかりながら、たそがれている。沈んでいく夕日でオレンジ色に暗さが混じる。風の音と揺れる木々の音と川の流れる音に囲まれて。